緊張性頭痛
日常的に痛みを感じ続ける慢性頭痛です。
症 状
●同時に肩こりを感じる
●頭を締め付けられているような痛み
●頭が重い感じがする
●めまいを感じることもがある
●ストレスが増すと強くなる
●休息すると軽くなる
●仕事や日常生活に大きな支障はない
●市販薬で改善する傾向がある
医療機関を受診することが少ないのが緊張型頭痛です。
精神的なストレスや肉体的なストレスも深く関係しています。
パソコン・スマホの液晶画面を長時間見て長時間同じ姿勢を続けるなどの作業も原因になります。
同時に肩こりを訴える人が多いのも特徴の一つで、目の疲労や全身倦怠感(疲れ)やまれにめまいを伴うこともあります。
偏頭痛(片頭痛)
痛みを感じるのは月に1~2回という場合が多い頭痛です。女性の場合、緊張型頭痛と偏頭痛の両方を持つ混合型が多いとされています。
症 状
●発作的にひどい頭痛が現れて、数時間から2~3日持続する
●頭痛に先立つ症状として目がチカチカしてギザギザした光が見えることがある
●片側あるいは両側がズキンズキンと激しく痛む
●頭痛の最中に体を動かすなどして頭の位置を変えると痛みが悪化する
●吐き気を伴うこともある
●生活習慣と関係する(例:飲酒が発作のきっかけとなる)
●仕事や日常生活に支障がある場合ある(例:寝込むことがある)
原因は、まだはっきりとは解明されていません。
頭蓋骨内の血管が広がり炎症を起こしたためと考えられ、ストレスや疲労の他、女性に多いことから、女性ホルモンが何らかの形で関わっていると見られています。
血管に作用する薬が有効なことが多いので、病院での診察と薬の処方を受けるのも有効です。
リスクと治療の重要性
肩こりを伴う方は「こっている筋肉をほぐすだけ」でなく「こりの引き金の筋肉」を治療しなければ、根本的には治りません。隠れた悪い場所を治していくことが重要です。
また、肩こりだけでなく「顎・かみ合わせ」「骨盤」などの骨格のゆがみが引き金になっていることもあります。
慢性的な頭痛は生活の質を落とします。笑顔が消え、ちょっとしたことにイラっとしてしまいますね。全身的に血行を良くし、骨格を整え酸素・栄養を体の隅々に送り健康になりましょう。
慢性病とあきらめないことが大切です。