新型コロナウイルスにより、改めて肺炎の恐怖を思い知らされていますが、皆さんの肺は丈夫でしょうか?

肺の機能の目安として肺活量があります。簡単に言うと呼吸の際、どのくらいの空気を取り入れられるかということです。ですから、肺活量が多いほど肺の機能は高いことになりまし、多くの酸素を血液中に送り込み筋肉や各臓器に酸素を供給できることになります。肺活量が高いほど血中酸素濃度が高くなり、筋肉や各臓器が健康に機能するのです。肺活量が低下して、血中酸素濃度が低下すると、風邪などが原因で簡単に感染症を引き起こします。

つまり、「血中酸素濃度が、常に上がった状態こそが真の健康」といえるのです。

肺の機能(収縮)は、肺が動くわけでなく横隔膜の上がったり下がったりの収縮で、肺が膨らんだりしぼんだりします。しかし、姿勢が悪かったり背骨が曲がっていたり体幹の柔軟性がないと、横隔膜は自由に伸びたり縮んだリすることができない為、肺活量が低下してしまいます。

肺活量が下がる一番の原因は、「鎖骨付近の筋肉の緊張と肋骨の伸張性の低下」が考えられます。

鎖骨と肋骨の位置は、一人一人の呼吸のパターンにより姿勢が決まります。

吸気固定型姿勢

下の写真は、一見良い姿勢のように見えますが、「良い姿勢を意識」して「反り腰」となり、息を吸って止めた「吸気固定型姿勢」です。横隔膜が引きあがり緊張して「大きく吐ききれない」良くない姿勢です。

呼気固定型姿勢

下の写真は、中高年や高齢者に多く見られる姿勢です。全体的に下垂した姿勢で「ねこ背」となり、息を吐いた「呼気固定型姿勢」です。横隔膜が緩み収縮力が低下して「大きく吸えない」良くない姿勢です。

ディープティシュ・マッサージ 著 Art Riggs 監訳 広瀬憲子 医道の日本社より

このように呼吸のタイプでも、一人一人姿勢が違います。ですからマッサージのポイントや骨格の矯正部位も一人一人に合った方法で当院はメディカル整体&メディカルエステを行います。

円背(ねこ背)と呼吸機能の関係性については、「研究論文として理学療法学会で報告され医科学的に認知」されています。

つまり、ねこ背やそり腰の姿勢は、肺活量を低下させ免疫力が下がるため感染リスクが高く、回復力も低下させるために肺炎を起こしやすいと思われるのです。